白髪は、ドライヤーの使い方しだいで、目立ちにくくなります。
理由は、
①ダメージの蓄積を防いで白髪染めの色落ちを防ぐから
②ボリュームアップのスタイリングは、根元白髪を目立ちにくくするから
です。
今回は、白髪ケアに効果的なドライヤーの使い方について、まとめます。
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この記事を読むとこんなことが分かります。
◎ドライヤーのヘアケア効果
◎白髪ケアに効果的なドライヤーの使い方
◎おすすめ!ヘアケア用ヒアルロン酸
この記事は、岡山で40年美容材料のディーラー&メーカーをしているスミダヤが書いています。
2017年以来、岡山の美容室様向けに販売しているヒアルロン酸原液。
多くのリピーターに支えられ、2022年からヒアーズラックとしてWEB販売を始めました。
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目次
1|ドライヤーがヘアケアに効果的な理由
1-1|理由①髪のダメージを進行させないため
1-2|理由②頭皮のニオイを抑えるため
2|ドライヤーが白髪ケアに効果的な理由
2-1|理由①白髪染めダメージを進行させないため
2-2|理由②白髪染めの色落ちを防ぐため
2-3|理由③スタイリングで白髪が目立ちにくくなるため
3|効果的なドライヤーの使い方
3-1|距離で温度調節ができる
3-2|髪質による最適な距離
3-3|摩擦はNG
3-4|仕上げは冷風でツヤ出し
4|白髪ケアに効果的なドライヤーの使い方
4-1|白髪染めの色落ちを防ぐ
4-1-1|タオルドライをしっかりする
4-1-2|アウトバストリートメントで保護する
4-1-3|ヒアルロン酸も選択肢のひとつに
4-1-4|乾燥した部屋でドライヤーをかける
4-1-5|トップから毛先へ
4-1-6|冷風でキューティクルを締める
4-2|立ち上がりをよくして根元白髪を目立たなくする
4-2-1|根元を濡らしてからスタイリングする
4-2-2|サイドは後ろから前へ
4-2-3|トップと前髪は両側から
5|ヒアルロン酸の効果
5-1|白髪が気になる世代にヒアルロン酸を
5-2|ヘアケア用ヒアルロン酸の使い方
5-3|初回限定1,500円でお試しできる
6|まとめ
1.ドライヤーがヘアケアに効果的な理由
理由①髪のダメージを進行させないため
濡れた髪をドライヤーで乾かすことで、キューティクルをキュッと引き締めて、髪内部の成分が流れ出るのを防ぐことができます。
なぜなら、髪は濡れたままにしているとダメージが進むからです。
下のようなプロセスで、髪は傷んでいきます。
1)髪は濡れると、表面を守るキューティクルが開く
2)髪内部の成分(水分、栄養、ヘアカラーの染料など)が流れ出る
3)髪がパサついたり、コシやツヤがなくなったり、ヘアカラーや白髪染めの色落ちしたりする
4)髪のダメージが進行する
5)髪の内側の成分がさらに流出する……
ドライヤーにはこの悪循環を断ち切り、髪のダメージの進行を守る効果があるのです。
理由②頭皮のニオイを抑えるため
濡れた髪を乾かすことで、頭皮を蒸れから解放し、ニオイを防ぐことができます。
長時間、髪を濡れたままにしていると、常在菌と雑菌が大量発生して、頭皮がニオイを醸し始めるからです。
育毛のために大切な頭皮環境。
紫外線にさらされて乾燥しやすい反面、密林のように生えた髪によって蒸れやすくもあります。
水分+油分+常在菌のバランスで健全に保たれていますが、雑菌やホコリ、汚れといったものもたまりやすいです。
そのため、髪や頭皮を乾かさないと、常在菌や雑菌が大繁殖してニオイやすくなり、フケや炎症、薄毛といったトラブルのおそれまで出てきます。
ドライヤーにはこの悪循環を断ち切り、頭皮のニオイを抑える効果があるのです。
2.ドライヤーが白髪ケアに効果的な理由
理由①白髪染めダメージを進行させないため
濡れた髪はキューティクルが開いてダメージにつながりやすいといいました。
白髪染めにかぎらず、一般的なカラーリング(アルカリカラーのカラーリング)は、アルカリ剤でキューティクルを開いて髪色を染めます。
キューティクルが開いた隙間から、染料を浸透させることで髪が色づくのです。
白髪染めは、キューティクルに作用するので、やはりダメージにつながりやすくなります。
白髪染めした髪をダメージから守るためには、髪を濡れたままで放置せずに、ドライヤーでしっかり乾かして、キューティクルを引き締めることが欠かせないのです。
▼白髪染めで髪が傷む理由とホームケアについて▼
≫「白髪染めで髪が傷むのはなぜ?自分でできるホームケアとヒアルロン酸」はコチラ
ヘアマニキュアやヘナカラー、ヘアカラートリートメント、ヘアマスカラといったは、髪表面に色付けするタイプなので、キューティクルは傷みにくいです。
理由②白髪染めの色落ちを防ぐため
キューティクルが開くと髪が傷むのは、そこから水分や栄養分が流出して、乾燥が進みます。
その時、水分や栄養分と一緒に白髪染めの染料も流れ出ます。
色落ちにつながるのです。
また、白髪染めの中でも、全体的に明るめに染めるものは、特に色が抜けやすいです。
暗い白髪染めに比べて染料の量が少なかったり、メラニン色素を壊すブリーチの作用が強かったりするためです。
こうした過酷な状態からも、ドライヤーはキューティクルに働きかけることで、濡れた髪を守る役目を果たしています。
理由③スタイリングで白髪が目立ちにくくなるため
きれいに白髪を染め上げても、3週間もしたら目立ち始める根元、分け目の白髪。
ドライヤーを使ったスタイリングで、髪の立ち上がりをよくし、ボリュームアップさせることで、白髪が目立ちにくくなります(≫お急ぎの方はコチラ)。
すぐに目立ち始める根元白髪は、染め直し、リタッチ以外にも、ホームケアでできることもあるのです。
▼家でできる根元の白髪対策について▼
≫「根元白髪を目立たなくするホームケア!ヒアルロン酸で立ち上がりよく」
3.効果的なドライヤーの使い方
距離で温度調節ができる
傷みやすいキューティクルと髪の毛。
濡れた状態にも弱いですが、熱刺激にも弱いんです。
早く乾かそうと、ドライヤーを髪に近づけすぎると、髪のタンパク質が変質したり、キューティクルが剝がれ落ちたりします。
だからといって自然乾燥に任せると、髪はダメージを受けるし、ニオイも気になるし、白髪対策としてもありえません。
ならばと、低温で乾かしたらいいのかというと、髪質によってはなかなか乾かず、かえって髪が傷みやすくなります。
意外にもドライヤーって難しい。
ご自分がお使いのドライヤーが温度調節機能が付いていればいいですが、そうでない場合はどうすればいいのでしょうか?
実は、ドライヤーが髪に吹き付ける熱風の温度は、本来の設定温度だけでなく、距離も関係します。
「髪からだいたい10センチ」が基本の距離です。
それより遠くからドライヤーを当てると、低温ドライヤーとして使えます。
(注意それより近くからドライヤーを当てるのはNG)
ドライヤーの温度は、髪との距離で調節できるのです。
髪質による最適な距離
そうなると、ご自分の髪質に合ったドライヤーの温度は、一体どのくらいなのか、気になりますよね。
髪質によって、熱刺激への耐性も変わってきます。
一般的なドライヤーの温度は100℃~120℃。
髪質が太くてしっかりした方は、キューティクルが厚めです。100℃ぐらいで大丈夫。
髪質が普通の方は、80℃くらいです。少し離してドライヤーをお使いください。
髪質が細め、やわらかめ、くせ毛の方は、キューティクルが薄めです。もう少し離れたところから、温風を当ててください。
なお、おしゃれ染めや白髪染め、パーマをかけた方は、傷みやすい髪質になっています。
距離を保ってドライヤーをかけるのがおすすめです。
摩擦はNG
ドライヤーをかけるとき、早く乾かしたくて、ついバサバサと手で髪を動かしてしまいますが、これはよくありません。
繰り返しになりますが、濡れている髪の毛はダメージを受けやすいです。
たとえ乾かしている途中であっても、バサバサと髪を無造作に動かすと、キューティクルがポロポロと剝がされてしまいます。
髪の流れに沿って、上から下へドライヤーの温風を当ててください。
そして、手ぐしでやさしく髪をときながら、髪と髪の間に温風を当てて、濡れた髪と頭皮を乾かしてください。
最後にブラシを使って髪の流れを整えると、きれいにスタイリングできます。
仕上げは冷風でツヤ出し
仕上げに冷風を使うと、髪にツヤが出ます。
キューティクルがキュッと引き締まるからです。
また、冷風で仕上げをすると、ヘアスタイルが決まりやすくなります。
髪の毛には、乾く瞬間にカタチが固まる性質があるからです。
仕上げの冷風使いは、かなりおすすめです。
4.白髪ケアに効果的なドライヤーの使い方
白髪染めの色落ちを防ぐ
基本はキューティクルの保護です。
白髪染めでダメージを受けた髪を守り、白髪染めの色落ちを防ぐことにつながるからです。
◎タオルドライをしっかりする
洗髪したら、ドライヤーをかける前に、やさしく、しっかりと髪表面の水気を吸水してください。
それだけで熱による刺激を少しでも抑えられます。
なお、その際はタオルによる摩擦にはご注意ください。
すぐにキューティクルがボロボロになって、かえってダメージが進行し、パサついて広がりやすい髪質になってしまいます。
◎アウトバストリートメントで保護する
ドライヤー前に、洗い流さないトリートメントやヘアケア用乳液などで、表面を保護するのもおすすめです。
オイル効果で髪質がサラサラになりますし、ダメージから髪を守ります。
◎ヒアルロン酸も選択肢のひとつに
中にはオイル系のヘアケア剤が苦手という方もおられるかもしれません。
毛先が顔に当たったり、ボリュームがダウンしたり。
サラサラにはなるけれど、髪質に合わないという方もおられるはずです。
そういう方はヒアルロン酸原液をお使いになるのもおすすめです。
水由来なので、しっとり感がアップします。
特に髪質がやわらかく、細めの方、パーマなどを当てておられる方は、ふんわり、ツヤが出ます。
≫詳しくは後述しています
◎乾燥した部屋でドライヤーをかける
ドライヤーって、お風呂上りの脱衣所でかけることが多いのではないでしょうか?
脱衣所は湿度が高いですよね。
洗濯物と同じで、濡れた髪の毛も、乾燥したお部屋の方が早く乾きます。
◎トップから毛先へ
特に水分が多い最初のうちは、髪の流れに沿って、上から下へドライヤーの熱風を当ててください。
キューティクルのケアのためにおすすめです。
◎冷風でキューティクルを締める
仕上げに冷風を使うと、髪にツヤが出て、髪の保護にもなります。
立ち上がりをよくして根元白髪を目立たなくする
トップにボリュームが出るようなスタイリングを心がけると、根元白髪は多少目立ちにくくなります。
◎根元を濡らしてからスタイリングする
髪の毛は完全に乾ききる瞬間にスタイルが固まります。
髪が乾いた状態であれば、トップ部分の根元を水でぬらしてからスタイリングしてください。
根元を立ち上げることを意識して、下から上にドライヤーを当ててスタイリングしてください。
ショートヘアの方はこれでOKなんですが、ロングの方はなかなか難しいかと思います。
コテやヘアアイロンを使ったり、カーラーを使ったりして、トップを立ち上げると、根元の白髪が目立ちにくくなります。
◎サイドは後ろから前へ
ショートヘアやボブなど髪が肩より短い方は、髪の流れに逆らうようにドライヤーで乾かすとボリュームがアップします。
サイドは、後ろから前へ温風をあてるようにしてください。
すると、耳の上などの生え際の白髪が目立ちにくくなります。
◎トップと前髪は両側から
トップと前髪は、左から右へ、右から左へと、両方から温風をあてて乾かし、最後に手ぐしで普段の分け目から流してくだささい。
分け目の立ち上がりがよくなり、根元白髪が隠れやすくなります。
5.ヒアルロン酸の効果
白髪が気になる世代にヒアルロン酸を
保水力抜群のヒアルロン酸。
根元白髪が気になる世代には、特に効果的です。
◎髪表面を水のベールが保護する
白髪染めを繰り返すと、髪が毛先からパサつきやすくなります。
せっかく色がキレイになったのに、髪の毛がゴワゴワとまとまりにくくなったら、悲しいです。
そこに、ヒアルロン酸を取り入れてみると、髪表面を水のベールが包み込む保水効果が期待できます。
柔らかめの髪にしっとり感が生まれます。
◎立ち上がりをよくする
特に前髪やトップにドライヤーをあてる前にヒアルロン酸を塗布してみてください。
水のベールが髪にコシを与えて、立ち上がりがよくなります。
例えばこんな使い方もあります。
昔は毛量も多く、ボリュームを気にしたことはなかったけれど、少しずつ髪が細くなり、ボリュームがなくなってきたとのこと。
普段からヘアトニックをお使いだそうです。
そのトニックに1~2プッシュヒアーズラック(ヒアルロン酸原液)を混ぜて、髪と頭皮に塗布してからスタイリング。
立ち上がりがフワッとよくなったとお喜びでした(70代女性)。
◎これは知っておいてほしい
ヒアルロン酸は水溶性です。
しっとり感はありますが、反面、蒸発しやすい点もあります。
なんか効果が分からない…ヒアルロン酸飛んじゃった?と感じられることもあるかもしれません。
そういう場合は、トリートメントに混ぜてお使いになるとか、ヒアルロン酸で保水した後、ヘアオイルなどでカバーしてください。
お顔にローションをつけた後、乳液やクリームでカバーする感覚です。
しっとり感+サラサラ感という効果が、長持ちします。
スミダヤではヒアーズラックというヒアルロン酸原液を販売しています。
こちらの50mlサイズでおよそ110回プッシュできます。1プッシュが約0.4gです。
水由来の原液処方なので、ご自分に合ったさまざまな使い方ができるのも嬉しいところ。
髪の毛だけでなく、お顔やお肌にももちろんお使いになれます。
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ヘアケア用ヒアルロン酸の使い方
スミダヤが販売しているヒアーズラック(ヒアルロン酸原液)は原液処方なので、ご自分に合ったいろいろな使い方ができます。
◎シャンプーに混ぜる
ヒアルロン酸は粘性がとても強く、ドロッとしたテクスチャーです。これをお手持ちのシャンプーに1プッシュ加えることで、シャンプーの泡がねっとり、濃厚になります。
白髪染めで繊細になった髪の毛も、弾力ある泡でやさしく洗えます。
なお、シャンプーだけでなく洗顔ソープに入れるのもおすすめです。泡が気持ちがいいし、保湿効果もアップします。
▼ヒアルロン酸が泡をねっとり濃厚にするのはなぜ?▼
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◎トリートメントに混ぜる
お手持ちのトリートメントに2~3プッシュ混ぜてお使いください。
トリートメントのサラサラ感に加えて、しっとり感がアップします。
毎回使い続けると、髪のまとまりがよくなり、朝のスタイリングもお手軽になります。
ヒアルロン酸をトリートメントに混ぜて使ってみた感想、「ヒアルロン酸の髪への効果!5日間トライアルで感じたこと」(≫こちらをクリック)という記事もあります。
◎そのまま塗る
タオルドライ後、ドライヤーをかける前に、毛先を中心に塗布してください。ツヤやかで、ふんわりとした仕上がりになります。
▼パーマ、ロングヘアの美容師さんにインタビューした記事あります▼
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6.まとめ
今回は、白髪ケアに効果的なドライヤーの使い方について、まとめました。
白髪にかぎらず、アルカリカラーでおしゃれ染めをした髪は、とても傷みやすいです。
キューティクルを守るドライヤーの使い方で、色落ちを防いだり、立ち上がりをよくしたりして、気になる白髪を目立ちにくくする作用があります。
皆様の毎日が少しでも快適なものとなりますように。
株式会社スミダヤ
岡山市南区泉田365-5
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