ローションや美容液のCMなどで「お肌に浸透する」ってフレーズ、よく耳にします。
一方、ネットなどで「コスメの美容成分はお肌に浸透しない」と書かれていることもしばしば。
美容液は、浸透するんでしょうか?しないんでしょうか?
美容液は、実は、お肌の深くまでは浸透しません。
お肌の表面に浸み込むように広がることを浸透と呼んでいるのです。
なぜ、そのようなことになっているのでしょうか?
今回は、スキンケアにとっての浸透についてまとめます。
この記事は、岡山で40年美容材料のディーラー&メーカーをしているスミダヤが書いています。
2017年以来、岡山の美容室様向けに販売しているヒアルロン酸原液。
多くのリピーターに支えられ、2022年からヒアーズラックとしてWEB販売を始めました。
通常は税込2,750円(50ml)のところ初回限定1,500円で販売中です。≫詳しくはこちらをクリック
目次
コスメの浸透は角質層まで
お肌に浸透させない2つの理由
浸透しなくても効果はある!
コスメの浸透は角質層まで
美容液は浸透するのかしないのか?
「浸透はします。ただし、ラップ1枚分程度ではありますが!」というのが正解です。
お肌のごく表面に行き渡る、これがコスメの浸透力といえます。
そもそも、日本のコスメの浸透効果は角質層までと決められています。
角質層といえば、皮膚の表面、ラップ1枚分の厚みです。
浸透といえば、水がじわじわと乾いた砂にしみ込むように、深部まで行き渡るイメージですが、コスメ業界でいう「浸透」はそうではないのです。
お肌に浸透させない2つの理由
では、なぜこのような決まりができたのでしょうか?
理由 安心安全を守る
コスメは薬ではありません。
たとえ有効成分が配合された美容液であっても、あくまでも化粧品です。
そのため、角質層や髪の毛といった、いわば「死んだ細胞」に働きかけることは認められていますが、分裂を繰り返す「生きた細胞」に直接働きかけることは、認められていません。
どんな影響を及ぼすか、どんな副作用があるのか、よく分からないからです。
そこで、ケア用品を化粧品<医薬部外品<医薬品と段階別に分けて、製品の効果を限定することで、お肌全体への影響(あるいは副作用)からユーザーを守っているのです。
理由 浸透でバリア機能が壊れることもある
浸透とは、お肌のバリア機能を突き抜けて、身体の内側へ入り込んでいくことです。
そのためには、部分的にであれバリア機能を弱らせたり、壊したりする必要があります。
お肌にはバリア機能があります。
水分や栄養素が内外へ簡単に行き来しないように、角質層が守っています。
しかも、特にこのバリア機能は、水分や水に溶けたものを通さない仕組みになっています。
浸透する保湿剤は、お使いになった時はふっくらとして気持ちの良い仕上がりになるかもしれません。
ただ、長い目で見るとバリア機能が弱まったり、ターンオーバーが早まったりして、かえって乾燥しやすくなったり、シミができやすくなったり、トラブルが生じやすくなる場合もあるのです。
以上のことから、保湿剤の浸透力は角質層までと定められているのです。
浸透しなくても効果はある!
0.02ミリの表面にしか作用しないのなら、高価な美容液などいくらつけても意味はないように感じます。
そんなことはありません。
角質層を保湿してバリア機能を助けることは、結果的に、お肌が自分の力でよりきれいに、健康に育つことにつながります。
効果はあるんです!
お肌の潤いを保つのは、表皮の基底層で生まれた角化細胞(ケラチノサイト)です。
この細胞はおよそ1か月かけて分裂を続けながら、お肌の表面に押し上げられ、最後には垢となって剥がれ落ちます。
いわゆるターンオーバーです。
ターンオーバーのプロセスにおいて、角化細胞はNMF(天然保湿因子)を保有したり、セラミドを育てたりして、皮脂膜と一緒に、強力なバリア機能となります。
保湿ケア用品でお肌環境を外側から整えることは、こうした角化細胞のターンオーバーの手助けになるのです。
浸透しないヒアルロン酸のメリット
スミダヤではヒアーズラック(ヒアルロン酸原液)を販売しています。
50ml ¥2750 → 初回限定¥1500(およそ110回プッシュできます)≫製品の詳細はこちらをクリックしてください
◎特殊発酵技術による安全性の高いヒアルロン酸原液です
◎日本製
◎シリコン、着色料、香料、鉱物油、カオチン不使用なので、傷んでしまったデリケートな髪、頭皮、お肌への強い刺激はありません
真皮でお肌の弾力を支えているヒアルロン酸ですが、ケア用品のヒアルロン酸はもちろん浸透しません。
他のケア用品と同じように、お肌や髪の角質層にとどまってたくさんの水分を取りこみます。乾燥をしっかり防いでくれます。
【ヒアルロン酸原液の特徴とメリット】
◎ごく少量で保湿効果アップ
1グラムで2~6リットルの水分を保持できます。とろんとした触感が特徴です。
◎全身どこでも使える
もともと皮膚や関節、目などに生まれながらにして存在しています。
刺激の心配が少なく、お肌はもちろん髪にも気軽にお使いになれます。
◎いろんな使い方ができる
原液として単独でも使えます。
ローションやトリートメントに混ぜて、お顔や髪の保湿ケアにも最適です。いつも以上にしっとり感が出ます。
洗顔ソープやシャンプーなどに混ぜると、泡に粘性が生まれて、弾力がアップします。
保湿しながらも、細かいところまで洗浄成分が届き、やわらかく洗い上げることができます。
◎コスメの保湿力を引き出す
お手持ちのコスメにごく少量混ぜてお使いになることで、その保湿力を確実に上げることができます。
スキンケア用品やヘアケア用品に混ぜてお使いになると、いつも以上のしっとり感が得られます。
ヘアケア用ヒアルロン酸原液の使い方
◎お使いのトリートメントにごく少量ブラスすると、ぐっと保水力がアップし、髪にしっとり感をもたらします。
≫詳しくは「ヒアルロン酸の髪への効果!5日間トライアルで感じた3つのメリット」をクリック
◎シャンプーにプラスすると、その粘性から泡が濃密でねっとりとし、頭皮のすみずみまで洗いやすくなります。
≫詳しくは「ヒアルロン酸でシャンプーの泡がねっとり濃密!その理由と効果とは?」をご覧ください。
◎直接頭皮につけてマッサージすることもできます。頭皮の水分量がアップしますよ。
≫詳しくは「スキンチェッカーで頭皮の水分量を測定!ヒアルロン酸の保湿効果は?」をご覧ください。
◎原液処方だから、内容物がシンプルで、ご自分に合うか合わないか、分かりやすいんですよね。
≫詳しくは「原液美容液って髪にもいいの?ヒアルロン酸原液のメリットと使い方」をご覧ください。
◎もちろん、アウトバストリートメントのように、直接髪に付けることもできます。
オイル系に比べて、ふんわり、ツヤやかにします。
毛先がお顔についても問題ありません。
≫詳しくは「【美容室インタビュー】ヒアルロン酸でふんわりツヤやかな美髪に!」をご覧ください。
初回限定1500円でお試しできる
こんなキャンペーンもやってます。この機会にぜひ一度お試ししませんか?
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まとめ
スキンケア用品やヘアケア用品はコスメである以上、お肌や髪の毛の表面までしか潤いません。
細胞の内側には浸透はしません。
ですが、角質層にとどまってお肌の環境を整えることで、バリア機能を活性化させて、結果的にお肌に美しさや潤いをもたらします。
お手持ちのケア用品にヒアルロン酸を混ぜてお使いになってみてはいかがでしょうか?保湿効果がアップしますよ。
皆様の毎日が少しでも快適なものとなりますように。
なお、今回は日野実さんとかずのすけさんの『美肌成分事典』(主婦の友インフォス、2019年)を参考にしました。
(株)スミダヤ
岡山市南区泉田365-5
☎0120-17-5190