ヒアルロン酸

浸透しないってホント?ヒアルロン酸はお肌に保湿効果ありますか?

前回のブログで保湿について、改めてまとめてみました。保湿とは「お肌のバリア機能をサポートして健康を保つこと」です。


ローションや美容液のCMなどで「お肌に浸透する」ってフレーズ、よく耳にします。一方でネットなどで、「コスメの美容成分はお肌に浸透しない」とも書かれています。


美容液は、浸透するんでしょうか?しないんでしょうか?そもそも効き目があるのでしょうか?

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そこで、今回はスキンケアにとっての「浸透」について考えてみます。


この記事からこんなことが分かります。
◎ケア用品の浸透力
◎保湿ケアの大切さ
◎ヒアルロン酸のメリット



はじめまして。岡山で40年美容材料のディーラー&メーカーをしているスミダヤです。ヒアーズラック(ヒアルロン酸原液)をWEB限定で販売しております。ヒアーズラックの詳細はこちらをクリック⇒



なお、今回はお顔を含む全身のスキンケアの浸透力について考えていきます。


本当はスキンケアだけでなく、ヘアケアまで含めて考えていきたいのです。というのも、弊社は主にシャンプーやトリートメント、カラー剤やパーマ液など、ヘアケア用品を扱っているから。頭皮はもちろん、髪も爪のように皮膚の一部なのですが、そこまで含めると話がややこしくなってしまいます。ヘアケアについてはまた別の機会に。


目次

コスメの浸透は角質層まで
浸透させない2つの理由
浸透しなくてもいいの?

浸透しないヒアルロン酸のメリット

まとめ


コスメの浸透は角質層まで



化粧水や美容液などの浸透力といえば、水がじわじわと乾いた砂にしみ込むように、お肌の深部まで行き渡る様子をイメージしませんか?


実は、コスメ業界でいう「浸透」は、水が砂にしみ込むのイメージとは少し違います。そもそも日本のコスメの浸透効果は角質層までと決められています。角質層といえば、皮膚の表面、ラップ1枚分の厚みです。


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冒頭でもありましたね。美容液は浸透するのかしないのか?


「浸透はします。ただし、ラップ1枚分程度ではありますが!」というのが正解です。お肌のごく表面に行き渡る、これがコスメの浸透力といえます。


浸透させない2つの理由



では、なぜこのような決まりができたのでしょうか?


【理由①】安心安全を守る


コスメは薬ではありません。たとえ有効成分が配合された美容液であっても、あくまでも化粧品です。


そのため、角質層や髪の毛といった、いわば「死んだ細胞」に働きかけることは認められていますが、まだまだ分裂を繰り返す「生きた細胞」に直接働きかけることは、認められていません。どんな影響を及ぼすか、どんな副作用があるのか、よく分からないからです。


そこで、ケア用品を化粧品<医薬部外品<医薬品と段階別に分けて、製品の効果を限定することで、お肌全体への影響(あるいは副作用)からユーザーを守っているのです。


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【理由②】浸透でバリア機能が壊れることもある


お肌にはバリア機能があります。水分や栄養素が内外へ簡単に行き来しないように、角質層が守っています。


しかも、特にこのバリア機能は、水分や水に溶けたものを通さない仕組みになっています。


「浸透」とは、このバリア機能を突き抜けて、身体の内側へ入り込んでいくことです。そのためには、部分的にであれバリア機能を弱らせたり、壊したりする必要があります。


虫刺されなどで皮膚科でお薬をもらう際「患部だけにつけてくださいね」と言われませんか?これ、広範囲につけると、その部分のバリア機能に支障が出るからです。


浸透する保湿剤は、お使いになった時はふっくらとして気持ちの良い仕上がりになるかもしれません。


ただ、長い目で見るとバリア機能が弱まったり、ターンオーバーが早まったりして、かえって乾燥しやすくなったり、シミができやすくなったり、トラブルが生じやすくなる場合もあるのです。


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以上のことから、保湿剤の浸透力は角質層までと定められているのです。


浸透しなくてもいいの?



0.02ミリの表面にしか作用しないのなら、高価な美容液などいくらつけても意味はないように感じます。


そんなことはありません。


角質層を保湿してバリア機能を助けることは、結果的に、お肌が自分の力でよりきれいに、健康に育つことにつながります。


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お肌の潤いを保つのは、表皮の基底層で生まれた角化細胞(ケラチノサイト)です。この細胞はおよそ1か月かけて分裂を続けながら、お肌の表面に押し上げられ、最後には垢となって剥がれ落ちます。いわゆるターンオーバーです。


ターンオーバーのプロセスにおいて、角化細胞はNMF(天然保湿因子)を保有したり、セラミドを育てたりして、皮脂膜と一緒に、強力なバリア機能となります。


保湿ケア用品でお肌環境を外側から整えることは、こうした角化細胞のターンオーバーの手助けになるのです。


浸透しないヒアルロン酸のメリット



さて、スミダヤが販売しているヒアルロン酸原液。スキンケアに使われるヒアルロン酸にもさまざまな種類がありますが、うちで販売しているのはヒアルロン酸Naという、コスメでもっとも代表的なヒアルロン酸原液です。


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Here’s Luck(ヒアーズラック)50ml ¥2,750



真皮でお肌の弾力を支えているヒアルロン酸ですが、ケア用品のヒアルロン酸はもちろん浸透しません。他のケア用品と同じように、お肌や髪の角質層にとどまってたくさんの水分を取りこみます。乾燥をしっかり防いでくれます。


【ヒアルロン酸原液の特徴とメリット】


◎ごく少量で保湿効果アップ


1グラムで2~6リットルの水分を保持できます。とろんとした触感が特徴です。


◎全身どこでも使える


もともと皮膚や関節、目などに生まれながらにして存在しています。刺激の心配が少なく、お肌はもちろん髪にも気軽にお使いになれます。


◎いろんな使い方ができる


原液として単独でも使えます。


ローションやトリートメントに混ぜて、お顔や髪の保湿ケアにも最適です。いつも以上にしっとり感が出ます。


洗顔ソープやシャンプーなどに混ぜると、泡に粘性が生まれて、弾力がアップします。保湿しながらも、細かいところまで洗浄成分が届き、やわらかく洗い上げることができます。


◎コスメの保湿力を引き出す


お手持ちのコスメにごく少量混ぜてお使いになることで、その保湿力を確実に上げることができます。スキンケア用品やヘアケア用品に混ぜてお使いになると、いつも以上のしっとり感が得られます。




まとめ



スキンケア用品やヘアケア用品はコスメである以上、お肌や髪の毛の表面までしか潤いません。細胞の内側には浸透はしません。


ですが、角質層にとどまってお肌の環境を整えることで、バリア機能を活性化させて、結果的にお肌に美しさや潤いをもたらします。


お手持ちのケア用品にヒアルロン酸を混ぜてお使いになってみてはいかがでしょうか?保湿効果がアップしますよ。


皆様の毎日が少しでも快適なものとなりますように。


なお、今回は日野実さんとかずのすけさんの『美肌成分事典』(主婦の友インフォス、2019年)を参考にしました。


(株)スミダヤ

岡山市南区泉田365-5

☎0120-17-5190