寒くなってきました。
乾燥が気になるこの季節、頭皮への影響も見過ごせません。
頭皮の乾燥は、かゆみの原因にもなります。
そこで今回は、原因と対策を中心に、冬の頭皮のかゆみについて、まとめます。
【記事の内容】
◎頭皮のバリア機能とかゆみの関係
◎女性の頭皮がかゆくなる原因
◎頭皮のかゆみ対策
◎ヘアケア用ヒアルロン酸原液のすすめ
この記事は、岡山で40年美容材料のディーラー&メーカーをしているスミダヤが書いています。
2017年以来、岡山の美容室様向けに販売しているヒアルロン酸原液。
多くのリピーターに支えられ、2022年からヒアーズラックとしてWEB販売を始めました。
通常は税込2,750円(50ml)のところ初回限定1,500円で販売中です。≫詳しくはこちらをクリック
目次
1|頭皮とかゆみの関係
1-1|かゆみの原因はバリア機能の低下だった
1-2|水分と皮脂がちょうどいいとバリア機能が発揮される
1-3|頭皮とバリア機能
2|女性の頭皮がかゆくなる原因
2-1|冬の乾燥
2-2|シャンプーの間違った使い方
2-3|更年期障害
2-4|気になるフケ
3|頭皮のかゆみ対策ホームケア
3-1|シャンプーのコツ
3-2|髪の乾かし方
3-3|頭皮の保湿
4|ヘアケア用ヒアルロン酸原液のすすめ
4-1|ヒアルロン酸は頭皮の水分量を上げる
4-2|ヒアルロン酸原液の使い方
4-3|初回限定1500円でお試しできる
5|まとめ
1.頭皮とかゆみの関係
かゆみの原因はバリア機能の低下だった
皮膚は、バリア機能が低下すると、角質がはがれやすくなり、外部からの刺激に弱くなります。
すると、乾燥や紫外線、摩擦といったちょっとした刺激で炎症が起きやすくなり、かゆみを覚えます。
頭皮も皮膚の一部ですから、水分と油分のバランスが崩れて、バリア機能が低下すると同じようにかゆくなるのです。
水分と皮脂がちょうどいいとバリア機能が発揮される
ところで、バリア機能って何でしょうか?
お肌の調子がいい時って、潤っていたり、弾力があったり、しっとりしていたりして、気持ちいいですよね。
これは、皮膚に水分が多く含まれている証拠です。
せっかくの水分ですが、このままの状態だと、蒸発する恐れがあります。
そのため、皮膚の表面(角質)には、皮脂腺から分泌された皮脂が膜のように広がって、お肌の乾燥を防いでいます。
乾燥だけでなく、空気中から水分やウイルス、花粉といった不要物が侵入しないよう、皮脂膜が守っているのです。
これがバリア機能です。
詳しくは「バリア機能って何?保湿とは自分の皮膚の状態を見極めることから」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
頭皮とバリア機能
頭皮は髪が生えているので、乾燥しにくいです。
毛穴が多いし、大きいためか、頭皮は身体の中でも2番目に皮脂の分泌量が多い場所でもあります。
洗髪後すぐにじわじわと皮脂が分泌され始め、一晩かけて頭皮を覆い、その後、髪の毛まで広がって、しっとりさせます。
当然バリア機能も働いています。
保湿性が高そう!!
でも、そうとはいい切れません。
頭頂部は紫外線や外気にさらされるし、お顔のようにお手入れされる機会も少ないので、加齢とともに水分量が減少します。
しかも、お顔や手と違って、頭皮の乾燥はなかなか気が付かず、見過ごしやすいです。
女性の頭皮用美容液(ヘアトニック)では、保湿成分が高いものが多いのはそのためです。
乾燥した季節になると、なおのこと頭皮のバリア機能が低下して、かゆみを覚えやすくなります。
2.女性の頭皮がかゆくなる原因
続いて、女性の頭皮がかゆくなる原因について、ひとつひとつみていきましょう。
冬の乾燥
皮膚は、冬の乾燥した大気が大の苦手。
秋冬の乾燥した季節、冷房や暖房の効いた部屋など、空気が乾燥すると、皮膚の潤いが蒸発しやすくなり、バリア機能の低下につながります。
夏場は気にならないけど、寒くなってくると、水仕事で手が荒れやすくなったり、お顔が乾燥しやすかったり、皮膚にお悩みを抱えがちです。
お顔や手と同じように、頭皮も乾燥しやすくなるのです。
冬の乾燥した大気が、頭皮まで影響して乾燥しやすくなり、バリア機能が低下します。
すると、より一層乾燥が進み、頭皮にかゆみをもたらすのです。
シャンプーの間違った使い方
頭皮を清潔にしてすこやかにしてくれるシャンプー。
誤った使い方をすると、かえって悪影響を及ぼします。
◎1日2回以上シャンプーをする
シャンプーの回数が日に2回以上になると、洗いすぎです。
頭皮の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまうとバリア機能の低下につながります。
シャンプーは1日1回、夜、その日の汗、皮脂、汚れ、整髪料などをスッキリ洗い流すのが、朝のお出かけ前にシャンプーするよりも、おすすめです。
◎洗浄力が強すぎる
洗浄力が強すぎるシャンプーもかゆみにつながる恐れがあります。
皮脂を洗い流しすぎて、バリア機能の低下を招くからです。
洗髪後、きしみが気になるシャンプーは洗浄力が強すぎるかもしれません。
どのタイプを選ぶかよりも、シャンプーは自分の髪質と合うかが大事です。
◎シャンプーを流しきれてない
弾力のあるシャンプーの泡で頭皮や髪を洗った後は、泡を十分に落とすことが大切です。
洗い残していると、頭皮のベタつき、かぶれ、かみゆといった皮膚疾患につながることもあります。
更年期障害
更年期障害による症状のひとつに、皮膚の乾燥が挙げられます。
これは、更年期に入ると、エストロゲン(皮膚の潤いを保つ役目)と、皮脂の分泌(保湿に欠かせない役目)が急激に減るからです。
そもそもエストロゲンは、皮膚のターンオーバーを促進したり、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸といった皮膚の潤いや弾力を保つ脂質を合成する役割をもっています。
このエストロゲンの分泌が激減すると、お肌にハリやみずみずしさがなくなります。
その上、お肌の表面で膜を張って、乾燥を防いでいた皮脂の分泌まで減ってしまえば、乾燥しやすくなるのは当然です。
こうした影響は、同じ皮膚である頭皮にも影響します。
更年期障害によるホルモンバランスの変化もまた、乾燥による頭皮のかゆみをもたらす原因になるのです。
気になるフケ
フケというと不衛生なイメージがありますが、誰でも、毎日のように発生します。
身体でいうアカのことですから。
フケは、新陳代謝のプロセスで不要物として剥がれ落ちた角質であり、シャンプーすることで洗い流すことができます。
このフケ、正しいターンオーバーによるもの(およそ1か月)であれば、何の問題もありません。
心配なのは、皮膚疾患によるフケです。
ベタついたフケや、パラパラしたフケ、多すぎるフケなどは、かゆみを伴うことも多いです。
これらは、睡眠不足や偏食といった日常生活、シャンプーの洗い残しやヘアカラー剤などの薬剤、かぶれ、アトピーなどが原因と考えられます。
フケは、皮膚疾患の状態を示すバロメーターです。
気になる場合は、一度、皮膚科に相談するのもおすすめです。
3.頭皮のかゆみ対策ホームケア
シャンプーのコツ
間違ったシャンプーがかゆみをもたらすなら、正しいシャンプーをするとかゆみ予防につながります。
では、頭皮の清潔を保つシャンプーのコツとは???
◎髪を濡らす前にブラッシングする
頭皮についた汚れが落ちやすくなります。
◎シャンプーの泡をつける前に、1~2分ぬるま湯のシャワーを頭皮にあてる
頭皮についた整髪料や汚れを洗い流すように、また、毛穴についた皮脂を溶かすようにしてください。
シャンプーの効果が損なわれません。
◎しっかりとシャンプーの泡を洗い流す
泡が残っているとかぶれの原因となり、かえってかゆみが出ることも。
時間をかけて、根元の部分までしっかり洗い流してください。
※詳細は「シャンプーの正しい使い方!女性の髪をすこやかに美しく」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
髪の乾かし方
せっかく頭皮を清潔に保つシャンプーをしても、適当にドライヤーをかけていたらもったいないことに。
頭皮のニオイやかゆみトラブルにつながります。
では、髪の乾かし方のコツって???
◎タオルドライは根元から毛先へ
まずは吸水性の高いタオルで、アタマ全体をやさしく包み込みます。
次に、髪の根元(頭皮)の水分を吸収し、その後、はさんでは押さえ、はさんでは押さえを繰り返して、毛先まで移動します。
タオルドライの目安は、くしでおいても水滴が落ちない程度です。
タオルで髪をはさんだままスーと滑らせると、摩擦によりキューティクルが傷ついて、乾燥しやすい髪質になるので要注意です。
◎ドライヤーは根元から毛先へ
髪の根元(頭皮)に温強風をあてます。
温風の熱も濡れた髪にとっては刺激が強いので、一点集中ではなく、場所をずらしながら頭皮を全体的に乾かしてください。
次に、弱温風で髪の中間部分から毛先まで、形を整えながら乾かします。
最後に、冷風で仕上げると、髪形も決まり、キューティクルも締まり、ツヤやかで、ダメージにも強いヘアスタイルの完成です。
※詳細は「ドライヤーの正しい使い方!40代50代の女性の髪を健やかに美しく」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
頭皮の保湿
頭皮を保湿するアイテムとして、頭皮用美容液=ヘアトニックがあります。
ヘアトニックというと、薄毛や育毛のイメージが強いですが、女性用で、保湿効果の高いアイテムもあります。
それに、薄毛対策としての美容液って、女性用の場合、頭皮の保湿機能の高い製品が多いんですよね。
女性の頭皮ってそれだけ乾燥しやすく、しかも、かゆみや薄毛にも保湿は欠かせないということが分かります。
※詳細は「女性の薄毛対策セルフケア!ヒアルロン酸で頭皮を保湿するのも◎」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
4.ヒアルロン酸原液のすすめ
ヒアルロン酸は頭皮の水分量を上げる
トニックの代わりに、ヒアルロン酸原液を使うこともできます。
実際にスキンチェッカーを使って、5日間、頭皮の水分量と皮脂量の変化を調べたことがあります。
インナードライ気味の頭皮でしたが、水分量は約5%増えて、皮脂量は約4.1%の減少がみられました。
※詳しくは「スキンチェッカーで頭皮の水分量を測定!ヒアルロン酸の保湿効果は?」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
そもそもヒアルロン酸の特徴は保水力の高さ。
1グラムで2~6リットルもの水分を保持できるというスグレモノなんです。
ヘアケア用ヒアルロン酸原液の使い方
スミダヤでは Here’s Luck(ヒアーズラック)というヒアルロン酸原液を販売しています。
◎特殊発酵技術による安全性の高い高純度ヒアルロン酸
◎シリコン、着色料、香料、鉱物油、カオチン不使用
◎50mlでおよそ110回プッシュ
◎2,750円のところ初回限定で1500円(税込、送料無料)販売中
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【使い方】
原液処方なので、お好みでさまざまな使い方ができるのがうれしいところ。
詳しくは「原液美容液って髪にもいいの?ヒアルロン酸原液のメリットと使い方」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
◎シャンプーに混ぜる
シャンプー1プッシュにつき、ヒアルロン酸1プッシュくらいの目安でお使いください。
シャンプーの泡立ちがねっとりとし、指の腹では届かない毛穴の細やかな部分まで洗浄力が届くようになります。
◎トリートメントに混ぜる
髪のしっとり感がアップし、ダメージ保護効果があります。
こちらもだいたいシャンプーと同じくらいの分量が目安です。
詳しくは「ヒアルロン酸の髪への効果!5日間トライアルで感じた3つのメリット」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
◎ヘアトニックに混ぜる
髪にボリュームが出て、頭皮の保湿効果がアップします。
ドライヤーと併用するヘアケア用美容液には、頭皮にしか使えないものや、髪にしか使えないものなども多いのですが、ヒアルロン酸原液はどちらにも問題なくお使いになれます。
◎そのまま付ける
髪が柔らかかったり、細かったりして、オイル系ヘアケア剤だとボリュームダウンが気になる方におすすめです。
毛先につけることで、ツヤ感とボリュームアップ効果があります。
混ぜて使う場合より、多めの分量のヒアルロン酸をお使いになった方が効果的です。
詳しくは「ヒアルロン酸を洗い流さないトリートメントに!プロおすすめの使い方」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
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5.まとめ
秋になると大気の乾燥とともに、頭皮も乾燥して、かゆみを覚えることもあります。
原因は、頭皮のバリア機能が低下することで、刺激に敏感になるからです。
かゆみだけでなく、ダメージも受けやすくなります。
シャンプーやドライヤーなど、正しいヘアケアを目指し、頭皮を保湿するのが一番のケアにつながります。
皆様の毎日が少しでも快適なものとなりますように。
株式会社スミダヤ
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