シャンプーの正しい使い方、知っていますか?
シャンプーは、頭皮についた皮脂、スタイリング剤、ホコリなどの汚れを洗い流して、頭皮をすこやかに保ちます。
間違った使い方をすると、パサつきやかゆみ、抜け毛を招く恐れもあります。
どんなシャンプーを選ぶかも大切ですが、どのような使い方をするかで、その効果が大きく変わってきます。
しかも、そのシャンプーにヒアルロン酸原液をちょい足しすると、2つの効果が!
今回は、シャンプーの正しい使い方を中心、シャンプー+ヒアルロン酸の効果についてご紹介します。
この記事は、岡山で40年美容材料のディーラー&メーカーをしているスミダヤが書いています。
2017年以来、岡山の美容室様向けに販売しているヒアルロン酸原液。
多くのリピーターに支えられ、2022年からヒアーズラックとしてWEB販売を始めました。
通常は税込2,750円(50ml)のところ初回限定1,500円で販売中です。≫詳しくはこちらをクリック
目次
1|髪と頭皮を洗うシャンプーの正しい使い方
1-1|ブラッシングで髪のもつれをほぐす
1-2|予洗いで汚れを洗い流す
1-3|シャンプーの適量
1-4|シャンプーはしっかり泡立てて
1-5|頭皮マッサージで血流アップ
1-6|すすぎで仕上げ
2|シャンプーにまつわるQ&A
Q1 シャンプー選びのポイントは?
Q2 ヘアカラー、白髪染めの後のシャンプー
Q3 薄毛を予防するシャンプーってあるの?
Q4 シリコンって有害なの?
Q5 オーガニックシャンプーって髪に優しいの?
3|シャンプー+ヒアルロン酸の2つの効果
3-1|効果①泡が密になる
3-2|効果②保湿効果がアップする
3-3|初回限定1500円でお試しできる
3-4|ヘアケア用ヒアルロン酸の使い方
4|まとめ
1.髪と頭皮を洗うシャンプーの正しい使い方
①ブラッシングで髪のもつれをほぐす
シャンプー前にブラッシングすることは、とても効果的です。
まず、髪のホコリや汚れ、スタイリング剤、頭皮の皮脂汚れを浮かすことができます。
指では届かない、頭皮の隙間に付着した汚れを洗い流すことにつながります。
また、髪のもつれを解き、指通りがよくなります。
シャンプーの摩擦による、髪へのダメージを軽減します。
特に髪が長い方はおすすめです。
【手順】
①毛先をやさしくブラッシング
②頭皮にブラシを当てる。できればポニーテールを結うように、下から上へブラッシングする。
②予洗いで汚れを洗い流す
ポイントは次の2つです。
◎頭皮を濡らす
シャワーの当て方はシャンプー前も後も同じです。
髪を濡らすというよりも、頭皮を濡らすことが大切。
シャワーヘッドを頭皮に直接当てたり、手のひらにお湯を溜めて、タプタプと浸したりするのがおすすめ。
◎38℃くらいのぬるま
あんまりお湯が熱いと、残した方がいい頭皮の皮脂まで洗い流してしまい、かえって頭皮や髪の毛が乾燥します。
この時点で、頭皮の汚れの8~9割が落ち、フケやかゆみ、頭皮のニオイの予防につながります。
③シャンプーの適量
シャンプーの適量は「髪と頭皮に行き渡って十分な量」が目安です。
ショート | 半~1プッシュ |
ボブ | 1プッシュ |
ミディアム | 1~2プッシュ |
ロング | 2プッシュ |
髪の長さごとに適量の目安を分けました。
ただ、髪の量によってもシャンプーの適量は変わります。
毛量が多い方は、もっとたくさんお使いになった方がいいですし、お子様のように、髪が細かったり、毛量が少ない方は、少ない方がいいです。
なお、シャンプーの量が多くなればなるほど、すすぎ時間が長くなるのでご注意ください。
④シャンプーはしっかり泡立てて
シャンプーの泡の効果は、髪を摩擦のダメージから守ることです。
濡れた髪の表面はキューティクルが開いてとてもデリケート。
ゴシゴシと擦ると、ダメージにつながります。
ちなみにシャンプーにヒアルロン酸原液を混ぜて泡立てると、ねっとりとした弾力のある泡ができ、保水+保護の効果が期待できます(≫詳しくは後述してます)。
また、指では届かない毛穴のすみずみまで洗浄できるようになるのも、泡のメリット。
ぜひ、しっかり泡立ててお使いください。
⑤頭皮マッサージで血流アップ
頭皮マッサージを意識して、指の腹をやさしく押し当てながら洗うことで、血流アップにつながります。
耳の後ろ、襟足、耳の上からつむじ、生え際まで、下から上へと意識しながら、アタマ全体をマッサージするように、シャンプーの泡を行き渡らせてください。
なお、毛先は、予洗いのシャワーと頭皮についたシャンプーの泡だけで、しっかり汚れが落ちます。
【頭皮マッサージのツボ】
いろんなやり方がありますが、とにかく頭皮を柔らかくすることができればOKです。
「頭皮をつまんで揉みほぐす」を意識することが大切。
⑥すすぎで仕上げ
すずぎは大事です。
シャンプーのすすぎ残しは頭皮のかゆみやフケといったトラブルにつながります。
予洗いよりも時間をかけて、しっかり洗い流してください。
2.シャンプーにまつわるQ&A
Q シャンプー選びのポイントは?
A 気になるシャンプーをお選びください
頭皮を洗浄するアイテムなので、しいていうなら頭皮に合うモノがおすすめです。
ですが、基本的には気になるシャンプーをお試しいただくのが一番です。
なぜなら、どんなシャンプーであっても、さまざまなコンディショニング成分が含まれていて、シャンプーの特徴や、ましてどのシャンプーがいいかだなんて一概に決めつけられないからです。
シャンプーは大きく2つに分けることができます。
種類 | 成分名 | 特徴 |
---|---|---|
アミノ酸系 | ラウロイル ココイル | ◎髪や頭皮とよくなじむ。 ◎適度に皮脂を残して洗浄する。 ◎保湿成分の低下を防ぐ。 ◎低刺激。 ◎敏感肌、乾燥肌、抜け毛が気になる方には特におすすめ。 ◎美容室などで購入できる。 |
高級アルコール系 | ラウリル ラウレス 硫酸 | ◎洗浄力が強い。 ◎指通りがよい。 ◎アミノ酸系よりも刺激が強い。 ◎脂性肌、頭皮が弱くない方向け。 |
こうしてみてみると、やはりアミノ酸系シャンプ―の方がよさそうに思えます。
ですが、先ほどもいいましたが、シャンプーの特徴って簡単には割り切れません。
刺激の弱いシャンプーであっても、お使いになる量が多すぎたら刺激になりますし、頭皮の状況によっては洗浄力が強い方がいい場合もあります。
結局は、お使いになる方に、合う合わないが重要になります。
今どき、劣悪な品質のシャンプーなんてありません。
また、シャンプーで足りない部分はトリートメントなどのヘアケア剤でいくらでも補うことができます。
敏感肌用、脂性肌用、ヘアカラー用、薄毛ケア用など、様々なシャンプーの中から気になるものをお試しください。
Q ヘアカラー、白髪染めの後のシャンプー
A 前日も当日も家でシャンプーをしないのが無難です
◎前日にシャンプーをしないのは、ヘアカラーによる髪のダメージを緩和できるからです。
ヘアカラー、白髪染めはキューティクルをアルカリ剤で開いて、化学染料を浸透させることで、髪色を染めます。
前日にシャンプーをしないことで、頭皮、髪を包み込む皮脂が残り、髪への刺激をマイルドにする効果がアップします。
◎当日シャンプーを家でしないのは、色素の流出を防ぐことができるからです。
ヘアカラー後はキューティクルがまだ引き締まっておらず、色素が抜け出しやすい状態です。
ヘアカラー用の弱酸性が強いシャンプーを使うのであればまだしも、普通のシャンプーでは色落ちしやすくなります。
当日はできるだけそっとしておくのが無難です。
(ホームカラーはもちろん美容室でのヘアカラーの時もシャンプーには要注意です)
ちなみに髪を染めた後、1週間程度はヘアカラー専用のシャンプーをお使いになると、色持ちが長くなります。
ヘアカラー、白髪染めの色持ちをよくする、シャンプーの詳しい使い方については「色落ちの原因と色持ちがいいコツ!【白髪染め】ヒアルロン酸ケアも◎」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
Q 薄毛を予防するシャンプーってあるの?
A どのシャンプーを選ぶかより、どんな使い方をするかの方が薄毛予防には効果的です
頭皮環境を整えるスカルプシャンプーは、男性用、女性用ともに数多く存在します。
ただ、それらに発毛を促進させる効果があるかというと、なかなか難しいところ。
というのも、薄毛の主な原因は、加齢やホルモン、頭皮(の内部)、ストレス、食事、内臓疾患などであり、頭皮の表面はあまり関係ないからです。
大切なのは、頭皮内部の血流を上げること=頭皮マッサージ、あと、きちんとシャンプーを流すことです。
髪を育てる毛母細胞は、毛細血管が運んでくる栄養を受け取ることで、活性化します。
頭皮を指圧しながらシャンプーすることで、余分な皮脂を洗い流しつつ、頭皮内の毛細血管を刺激して、薄毛予防と育毛効果がアップするのです。
このシャンプーの泡を残さず洗い流すことで、頭皮を整えることにつながります。
正しいシャンプーの仕方は、とても大切なのです。
Q シリコンって有害なの?
A 心配ありません
シリコンが入ったシャンプーは、頭皮の毛穴を埋めて薄毛の原因になるという噂がありますが、そんなことはありません。
洗い流すことができますし、たとえ頭皮に付着して残ってしまっても、フケと一緒に剥がれ落ちます。
シャンプーに使われるシリコンは、髪をコーティングして保護し、ツヤを出す効果があります。
また、シャンプーだけでなく、トリートメントやワックス、ムースといったヘアケア剤をはじめ、日焼け止めやハンドクリームなどにも用いられています。
あまり気にせずお使いになれます。
Q オーガニックシャンプーって髪に優しいの?
A 判断が難しいです
オーガニックシャンプーとは、「何年間も農薬や化学肥料を使わない土地で育てられた植物」から抽出された成分を含んだシャンプーです。
100%オーガニック成分で構成されているわけではなく、化学成分が含まれている場合もあります。
また、植物エキスが髪に優しいかというと、それもまた一概には決めつけられません。
ただ、オーガニックシャンプーは、香りやリラクゼーションといった癒しが期待できます。
天然の植物エキスなので、深刻なダメージヘアを改善するというよりも、ナチュラルな作用で美髪効果を楽しむアイテムとなります。
3.シャンプー+ヒアルロン酸の2つの効果
実は、シャンプーにヒアルロン酸を混ぜると、泡立ちが濃密になる、また、保湿効果がアップするといった作用がみられます。
なんで突然、ヒアルロン酸???とお思いのことでしょう。
スミダヤではヒアーズラック(ヒアルロン酸原液)を販売しています。
特殊発酵技術による安全性の高い高純度ヒアルロン酸です。
シリコン、着色料、香料、鉱物油、カオチン不使用なので、傷んでしまったデリケートな髪、頭皮、お肌への強い刺激はありません。
50㎖ ¥2,750⇒初回限定¥1,500(およそ110回プッシュできます)
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効果① 泡が濃密になる
ヒアルロン酸はもともと粉末状なのですが、水に混ぜると、粘性が強くなるという性質があります。
そのせいか、シャンプーにヒアルロン酸原液を混ぜると、ドロッとした弾力のある泡が出来上がります。
シャンプー1プッシュに対して、ヒアーズラック1プッシュ(0.4グラム程度)を手のひらで混ぜ合わせてみてください。
詳しくは「ヒアルロン酸でシャンプーの泡がねっとり濃密!その理由と効果とは?」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
効果② 保湿効果がアップする
ヒアルロン酸といえば「保水力」です。
化粧品、美容整形で耳にするヒアルロン酸ですが、関節、目、皮膚はもちろん、細胞の間でもその保水力で全身の機能を支えています。
そんなヒアルロン酸をシャンプーに混ぜてお使いになると、頭皮の乾燥を防ぐことができます。
もともと皮脂の分泌量が多すぎる頭皮は、乾燥によるツッパリを感じにくいかもしれません。
ですが、頭皮は意外にも水分量が少なく、インナードライに陥りやすい場所です。
気が付かないうちに乾燥しているかもしれません。
シャンプーに混ぜるだけというお手軽なケアで、乾燥対策をすることができます。
ちなみに、洗顔ソープに混ぜるのもおすすめ。弾力のある泡ができるし、洗い上がりもツッパリません。
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こんなキャンペーンもやってます。この機会にぜひ一度お試ししませんか?
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ヘアケア用ヒアルロン酸の使い方
◎シャンプーに混ぜる
◎トリートメントに混ぜる
髪のしっとり感がアップし、ダメージ保護効果があります。
詳しくは「ヒアルロン酸の髪への効果!5日間トライアルで感じた3つのメリット」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
◎ヘアトニックに混ぜる
髪にボリュームが出て、頭皮の保湿効果がアップします。
女性の薄毛予防には頭皮の保湿も大切なんです。
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「女性の薄毛対策セルフケア!ヒアルロン酸で頭皮を保湿するのも◎」
◎そのまま付ける
髪が柔らかかったり、細かったりして、オイル系ヘアケア剤だとボリュームダウンが気になる方におすすめです。
毛先につけることで、ツヤ感とボリュームアップ効果があります。
詳しくは「ヒアルロン酸を洗い流さないトリートメントに!プロおすすめの使い方」(≫こちらをクリック)をご覧ください。
◎お顔、全身に安心してお使いいただけます
4.まとめ
今回は、シャンプーの正しいやり方に注目してみました。
シャンプーはヘアケアの基本。
どんなお悩みにも少なからず影響します。
皆様の毎日が少しでも快適なものとなりますように。
株式会社スミダヤ
岡山市南区泉田365-5
☎0120-17-5190
吉木伸子『大人のヘアケア再入門』(青春出版社、2021年)を参考にさせてもらいました。